壁紙用接着剤特集
壁紙の基本的な施工行程に沿って、施工に欠かせないパテや接着剤をまとめました。
また、壁紙用接着剤の種類ごとにおすすめ商品をご紹介します。商品選定にご活用ください。
養生
床、枠廻り、柱、巾木、見切り等にパテ、 接着剤等が付着しないように養生する。
パテ処理
- ① 下塗用パテやファイバーテープを使用してパテ処理し、 V溝、段差等を埋める。
- ② 上塗用パテ等でパテ処理し、硬化させる。下地が平滑になるまで繰り返す。
- ③ 完全に硬化させた後、やすりなどを使用し下地を平滑に仕上げる。
璧紙貼り
- ① 壁紙用接着剤を糊付け機などを使用し壁紙に均一に塗布する。
- ② 養生袋内で壁紙に適したオープンタイムを取った後、下地に壁紙を貼り合わせる。
- ③ ジョイント部を重ね切りする際は下地を切らないよう下敷きテープを使用する。
- ④ コーナー部分などの剥がれ防止にコーキングを使用するのもおすすめです。
注意事項
- 下地に湿気がある場合は十分に乾燥させてください。
- 表面に汚れが付着している場合は、汚れを落としてから施工してください。
- 施工は5℃以上で行ってください。
- はみ出したパテ、接着剤等は直ちに清水にて拭き取ってください。
- 壁紙の種類によっては接着しにくいものもありますので、試験施工した上で施工してください。
- 使用する製品の注意事項をよく読み、確認の上、施工してください。
糊の種類から選ぶ
希釈タイプ
原液を水で希釈して使用するタイプ。安価な商品が多い。
現場で希釈するためかさばらず、広範囲の施工が可能。
おすすめ商品
原液タイプ
原液のまま使用するタイプ
希釈の手間がなく使用でき、変色も少ないものが多い。